そもそもココヘッドの廃線路の歴史は、
第二次世界大戦の時、山頂の通信基地まで
行き来するために造られたケーブルカー。
ココヘッド山頂にもPill Box(トーチカ)があり、
戦時中は兵士が入って、
日本軍のゼロ戦を見張ってたのでしょうか?
廃線の終点、山頂付近の風景
麓からココヘッド山頂まで送電は架空電線、
山頂付近に地上変台やケーブルヘッドがあります。
ケーブルは既に切断されていますが、
ケーブルが行き来してた頃の
ココヘッドを見てみたくなりました。
地上変台にはコンデンサのような部品。
銘板はMADE IN USA アメリカ全盛期ですね。
終点から別の線路でさらに上に。
線路を走っていたであろう
台車がまだしっかり残っています。
ココヘッドケーブルカーの電動機、
抵抗器やブレーキのような物があります。
これはなんだ!ケーブルが管路に入って
真っ暗でライトがないので探検を断念。
この先にはバッテリー室とか?
それにしては長いトンネルになっている。
現在はマッチョなアメリカ人のトレラン ポイントに
なっているココヘッド トレイルですが、
ケーブルカーの部品を探索し
戦時中に思いを寄せてみました。